アクリ屋DIY

自動カンナ盤は、材料の厚みを正確に揃える機械です

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みなさま、こんにちは。
アクリ屋探検隊です。

今回は、自動カンナ盤の紹介を致します。
自動カンナ盤は、材料の厚みを正確に揃える機械です。
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さくら樹脂(アクリ屋ドットコム)で使用している自動カンナ盤は、鈴三製作所製のGK-2034です。

木工用の機械刃物を超硬に変えて使用しています。
自動カンナ盤は、幅300mmまでで長さ150mm以上ある材料の高さを5~150mmに揃えることが出来ますが、加工範囲に制限があるので、薄いものを加工する場合は治具を使用したり、大きいものや小さいものは手動カンナ盤で加工しています。

また、150mm以下の小さなものはフライス盤でも加工しています。
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カバーを開けると中に刃物が取り付けられています。
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目盛で高さを設定します。
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例えば、51.5mm厚のものを50mm厚に揃える場合、一度に1.5mm短くすると刃物が傷んでしまいますので、0.5mmずつ裏、表、裏と3回機械に通して厚みを揃えます。
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仕上げ面は細目仕上げになります。

~面取り機の機械技術を習得するには~
操作自体はシンプルなので、1ヶ月あれば一通りの操作が出来る様になります。

~代表的なアクリ屋製品~
・板厚を揃えるもの
立体額

~加工担当者のコメント(Y氏)~
刃が内部に付いているので、機械に手を巻き込まれないように気を付けています。
また、集塵機を付けないと切削屑だらけになってしまいますので、忘れないようにしています。