アクリ屋DIY

テーパー加工部分の見え方の違い

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皆様、こんにちは。
アクリ屋DIY実験室担当です。
毎日いかがお過ごしでしょうか?

気が付けば、前回のDIY実験室は約3ヶ月前・・・かなりご無沙汰になってしまいました。

DIY実験室の存在を忘れ去られていなければ良いのですが・・・
今回のDIY実験室は、先日お客様より問い合わを頂きました「集光板にテーパー加工をすると、端面はどんな感じに見えるの?」という内容をご紹介したいと思います。

準備したのは、サイズ:200×100mm、板厚:5mm、端面:磨き仕上げのアクリル板。
色は「ピンクエッジ」「蛍光バイオレットエッジ」「集光ピンク」の合計3色。
片面のみに45度深さ3mmのテーパー加工を施しました。

それでは早速見てみましょう。
正面に近い上方向の斜めの角度と、端面に近い下方向の斜めの角度を撮影してみました。

まずは「ピンクエッジ」から。
20100713-1.jpg
20100713-4.jpg
続いて「蛍光バイオレットエッジ」。
20100713-2.jpg
20100713-5.jpg
最後に「集光ピンク」。
20100713-3.jpg
20100713-6.jpg
ご覧頂いたように、アクリル板の色による見え方の違いは無く、正面に近い上方向の斜めから見た場合は色は薄く、端面に近い下方向の斜めから見た場合は色が濃くなり、全て同じ結果になりました。

ちなみに写真は載せていませんが、板の正面から見た場合には正面に近い斜めの角度から見た場合と同じ(薄い色)になり、真横から見た場合には端面に近い角度から見た場合と同じ(濃い色)になりました。

角度がちょっと違うだけで、テーパー加工部分は見え方が変化するみたいです。

また、下の写真の様に角度によっては2つの見え方が混ざって見えますので、不思議な感じがして面白いと思いませんか?
20100713-7.jpg
写真で写り込みを表現するのはちょっと難しいのですが、少しでも違いがわかって頂けましたでしょうか?
(注意:写真の色はモニターの種類や画面の調節によって実際とは異なって見える場合があります)

今回のDIY実験室はこれで終わり。
それでは素敵な一日を。

今回の実験製品
製品:アクリル板
製品詳細ページ:アクリル板加工 セミオーダー