製品レポート

新しくなったオルファアクリルカッターをご紹介します

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皆様、こんにちは。
アクリ屋ブログ新製品レポート担当です。
蒸し暑い日が続きますが、体調を崩さず元気にお過ごしでしょうか?
今回の新製品レポートは、アクリ屋取り扱い工具の売れ筋製品の1つである「オルファ アクリルカッターS型」と「オルファ アクリルカッターL型」をご紹介致します。
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アクリルカッターは、アクリルDIYには無くてはならない必須の工具です。

アクリル板に溝を掘ってその部分を折り割るという、結構大胆な加工方法の製品ですが、初心者の方にも扱いやすく価格も手頃なので、アクリルDIY工具の中でもお勧めの一品です。
(使用方法は弊社ホームページ「アクリルカッター」を参照)

新型の「オルファ アクリルカッターS型(小サイズ)」「オルファ アクリルカッターL型(大サイズ)」と、旧型の「オルファ アクリルカッターP450(小サイズ)」「オルファ アクリルカッターP800(大サイズ)」を見比べながら、3つの大きな変更点を順番にご紹介したいと思います。

それでは変更点その1。
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先ず一番最初に目に付く変更点は、カッターの刃が収納可能になった事。

新型のS型・L型はスライド式なので簡単に動かすことが出来き、使い終わった後に安全に保管出来ます。
旧型のP450・P800は刃がむき出しになっていたので、使う度に取り外して本体に収納するか、そのままの状態で保管するしか出来ませんでした。

単純なことですが、大きな変更点だと思います。
正直な所、何故今までそうしなかったのか・・・とツッコミを入れたくなるのですが、その辺はメーカーの都合があるのでしょう。

ちなみに、旧型の基本デザインはかなり長い間使われていたみたいです。
聞くところによると私の上司が小学生の頃も同じような形状だったみたいなので、かれこれ30~40年くらい・・・?
そうすると、旧型は実は完成されたデザインだったのかも、なんて思わなくもないですが。

次に変更点その2。
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2番目の大きな変更点は、予備刃の収納方法。
新型は本体にあるグレースモーク色のカバーを引っ張って開けるのみなので、簡単に刃の出し入れが可能です。

しかもカバーの内側にはスポンジが付いていて、上から押さえる事によりカッターが中でずれるのを防ぐ仕組みになっています。
細かいですが、気が利いていますよね。
一方の旧型P800は後ろの方にある取り出し口の扉を上に引っ張って、本体内に刃を収納します。

特に刃を固定する事は出来ず、使用時にはカタカタと中で動いてしまいますし、取り出す時に気を付けて開けないと、刃が勢いよく飛び出してしまうので注意が必要です。
もう1つの旧型P450に至っては、ネジを回して本体のカバーを取り外す必要があり、出し入れするだけでも結構手間がかかります。

ただ、こちらは刃の固定用プレートがあるので、使用時にカタカタと動く事はないようです。

そして変更点その3。
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最後の変更点は、持ちやすい形状になった事。
アクリルカッターはもちろんの事、どんな工具を使う時でも大切なのは使い易さですので、個人的には一番重要な変更点だと思います。

新型のアクリルカッターL型はそれ程大きな違いは無いのですが、全体的なラインが変わり滑り止めの溝が付いたことによって、作業し易くなっています。
もう1つの新型のS型はと言うと、角が無くなり、かなり持ち易く使い易くなりました。

旧型のP450は強く持つと角が掌に当たって痛かったのですが、新らしいS型ではその部分が丸くなったので、力も入れ易くなりました。

変更点その1の写真で見比べて頂けると、より分かり易いと思います。
もちろん形状の変更による使い勝手は人によって感じ方が全然違うと思いますが、それでも旧型より使い易くなったと思います。
いかがでしたでしょうか。

その他にも細かい変更点はあるのかもしれませんが、今回は大きな部分だけを取り上げてみました。
なんだかアクリル製品の紹介よりも詳しいレビューになったような気がしないでもないですが・・・

参考にして頂けると幸いです。
それでは素敵な一日を。

使用製品:オルファ アクリルカッター 
価格:¥525~(税込み)