アクリ屋DIY

アクリル帯電防止板と通常板を比べてみました

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皆様、こんにちは。
アクリ屋ブログDIY実験室担当です。
すっきりしない天気が続いていますが、毎日いかがお過ごしでしょうか。

今回の実験室は、4月にアクリル板加工<セミオーダー>へ追加致しました「アクリル帯電防止板(スミペックスAS キャスト板)」をご紹介したいと思います。

アクリル板は静電気が発生し易く埃がすぐに付いてしまうので、綺麗な状態を保つのに色々と苦労されている方は多いのではないでしょうか。

また、静電気の発生を防ぎたい物や場所等で使用する場合には、通常の板だとどうしても不都合な場合もあるかと思います。
それらを軽減するのがこの「アクリル帯電防止板(スミペックスAS キャスト板)」です。

簡単に説明すると、この板は帯電防止剤が板に練り込まれたもの(表面をコーティングしている訳ではない)になります。
それでは早速どの程度違いがあるのか、実験してみたいと思います。
(両方とも保護紙を剥がしてすぐに切屑に近付けてみました)

まずは通常のアクリル板。
090616-01.jpg
次にアクリル帯電防止板(スミペックスAS キャスト板)
090616-02.jpg
違いがはっきり出てしまいました。
保護紙を剥がしてすぐだと、帯電防止板の方も多少は切屑が付着するかなと思っていたのですが・・・

この後、両方の板をそれぞれ布でゴシゴシ擦って静電気を発生させてみたのですが、この場合でも帯電防止板の方には全く切屑が付着せず綺麗なままでした。
ここまでくるとなかなか凄いですよね。
光沢と透明度は通常板とほぼ同じなので、色々な使い方ができると思います。
ただ、残念な事にこの板はキャスト板ですので接着には向きません。ご注意下さい。

いかがでしたでしょうか。
板の選択肢が増えたアクリル板加工DIYを是非ご利用下さい。

今回の実験室はここまで。
それでは、素敵な1日をお過ごし下さい。

製品:アクリル帯電防止板(スミペックスAS キャスト板)
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