アクリ屋コラム

フードスタンド試作品の仕様とストーリー

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こんにちは!横浜のアクリル加工会社、「アクリ屋」のスタッフです。

スタッフの愛犬つむぎちゃんのために作ったフードスタンド試作品の続きをお届けします。

前回の記事はこちら→ https://www.acry-ya.com/blog/column/5495/

フードスタンド試作にあたり、スタッフにはご飯の器のサイズと、つむぎちゃんの口の高さ(26cm)を丁寧に測ってもらいました。

↓こちらが実際に計測してスタッフが持ってきたメモの写真です。

今回のフードスタンド試作品のポイント

わんちゃんの首への負担を軽減した高さ

床や低いテーブルでの食事は、わんちゃんの首や腰に負担をかけることがあるとネットで目にしました。口の高さに近いか少し低い位置が良さそうとの情報から、つむぎちゃんの口の高さ26cmを基準に、器を置いた状態で口の高さより高くならないよう、約210mm(21cm)の高さで製作しました。

ご飯が手前に集まる10°の傾斜

最後まで美味しく食べやすくするために、10°の傾斜を付けて手前が低く、奥が高くなる設計に。つむぎちゃんがストレスなくご飯を楽しみました!

傾斜でも安定する箱型構造

食べやすさを追求し傾斜を付けたかったのですが、構造に迷った際、ケースなどの接着を担当するスタッフに相談。アドバイスをもとに、箱型アクリルケースに脚を付ける構造を採用しました。↓こちらは接着スタッフが描いたイラストの写真

ボウル型のフードボウルなら、アクリルに穴を開けてスッポリはまるデザインも可能です。↓過去に製作したフードスタンドです。

つむぎちゃんの飼い主(スタッフ)の感想

使用感を伺ったところ、「アクリルが透明で高級感があってとても綺麗。壁沿いに設置していたので、ぐらつきがなく、つむぎちゃんもいつも通り食事ができていました。透明だけでなく、色つきのアクリルのフードスタンドも気になる」とのこと。飼い主の声が、デザイン性と実用性の高さを裏付けています!

清潔さと美しさの工夫

今回のフードスタンドは、アクリル同士を接着して一体型で製作しました。万が一汚れても丸洗いでき、清潔さを保てます。見た目も美しく、わんちゃんが食べやすい設計が特徴です。

つむぎちゃんのテストを基に、これで試作品シリーズを終了します。わんちゃんにぴったりのフードスタンドを、ぜひお問い合わせでご相談ください!

見積もりやご相談(サイズ変更、透明・色付き選択可)はこちら→ お問い合わせリンク

スタッフわんちゃんのプロフィール

つむぎちゃん(3才半)、柴犬、やんちゃな性格でフリスビーが大好き!

アクリ屋(株式会社さくら樹脂)について

企業の歴史: 1993年(平成5年)に横浜で設立以来、30年以上アクリルを中心としたプラスチック加工技術を磨いてきました。2001年(平成13年)にネットショップ「アクリ屋ドットコム」を開設し、法人様・個人様向けに高品質な製品を直接提供。

企業理念: 熱意を持って技術・業務改革に取り組み、製品とサービスを通じてお客様に安心と喜びをお届けします。

代表者プロフィール: 若狭 尚弘(代表取締役)。15年以上アクリル重合作業者として活躍。アクリル封入ならお任せください。

事業内容: 横浜の自社工場でアクリルの切削、溶剤接着、重合接着、アクリル封入、UVインクジェット印刷、鏡面加工を担当。設計・品質管理を自社で実施し、量産時は信頼できる協力会社と連携。オーダーメイドやコレクターのニーズにも対応。

提供サービス・商品: ミニ色紙額(プレミアム/ライトタイプ)、アクリルケース、ポスターフレーム、ディスプレイスタンドなど。

社会的証明: ISO9001:2015、エコアクション21、横浜型地域貢献企業に認定。過去5年で1万個以上の色紙額を納品。

会社概要: (詳細は省略、必要なら追加可能)

執筆者

アクリ屋スタッフA。アイドル・アニメを愛し、@acryyaでファンと交流しながら、アクリ屋の製品企画を担当。