アクリ屋コラム

ディスプレイケースのサイズ選び:フィギュアと模型を美しく飾るコツ

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大切なフィギュアや模型をディスプレイケースに飾る際、適切なサイズ選びが重要です。飾る物の形状に合わせた空間配分を考えることで、バランスの良いディスプレイが実現します。今回は、画像(縦長・横長の場合)を参考に具体例を紹介します。あくまで目安なので、形状や好みに応じて調整してください。

1. 縦長のフィギュアを飾る場合

画像のフィギュア(横幅約100mm、奥行約60mm、高さ約200mm)を例に、ケースサイズを決めます。

横幅・高さの計算(フィギュア横幅100mm、高さ200mmの例)

左空間:20mm(横幅100mmの20%)

右空間:20mm(横幅100mmの20%)

上空間:40mm(高さ200mmの20%)

ケース横幅:100mm + 20mm + 20mm + 板厚(3mm×2) = 146mm

ケース高さ:200mm + 40mm + 板厚(3mm) = 243mm

計算方法:20%を計算するには、元の長さ(例:100mm)に0.2を掛けてください(100 × 0.2 = 20mm)。同様に、200mmの20%は200 × 0.2 = 40mmです。

奥行の計算(フィギュア奥行60mmの例)

前空間:30mm(奥行60mmの50%)

後空間:30mm(奥行60mmの50%)

ケース奥行:60mm + 30mm + 30mm + 板厚(3mm×2) = 126mm

計算方法:50%を計算するには、元の長さ(例:60mm)に0.5を掛けてください(60 × 0.5 = 30mm)。

ケースのサイズ(外寸):横幅146mmx奥行126mmx高さ243mm

縦長コレクションの場合のポイント:上部に20%のスペースを設けるのがおすすめ。フィギュアの高さがしっかり目立ち、余計な空きがなく自然でバランスの良いディスプレイになります。

 

2. 横長の模型を飾る場合

画像の赤い車模型(横幅約250mm、奥行約130mm、高さ約100mm)を例に、ケースサイズを決めます。

横幅・高さの計算(模型横幅250mm、高さ100mmの例)

左空間:50mm(横幅250mmの20%)

右空間:50mm(横幅250mmの20%)

上空間:50mm(高さ100mmの50%)

ケース横幅:250mm + 50mm + 50mm + 板厚(3mm×2) = 356mm

ケース高さ:100mm + 50mm + 板厚(3mm) = 153mm

計算方法:20%は元の長さ(例:250mm)に0.2を掛けて計算(250 × 0.2 = 50mm)。50%は100mmに0.5を掛けて50mmです。

奥行の計算(模型奥行130mmの例)

前空間:26mm(奥行130mmの20%)

後空間:26mm(奥行130mmの20%)

ケース奥行:130mm + 26mm + 26mm + 板厚(3mm×2) = 188mm

計算方法:20%は130mmに0.2を掛けて計算(130 × 0.2 = 26mm)。

ケースのサイズ(外寸):横幅356mmx奥行188mmx高さ153mm

縦長コレクションの場合のポイント:上部に50%のスペースを設けるのがおすすめ。左右に20%、奥行に20%の余白を取ると、ゆとりあるディスプレイに。

まとめ

縦長のフィギュアは上部20%、横長の模型は上部50%を目安に。

板厚(例:3mm)を含めた計算を忘れずに。

画像を参考に、コレクションに合ったケースサイズを調整してみてください!

 

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アクリ屋(株式会社さくら樹脂)について

企業の歴史:1993年(平成5年)に横浜で設立以来、30年以上にわたりアクリルを中心にプラスチック加工の技術を磨いてきました。2001年(平成13年)にネットショップ「アクリ屋ドットコム」を開設し、法人様、個人様向けの高品質な製品を直接提供。
企業理念:熱意を持って技術・業務改革に努力し、製品とサービスを通じてお客様に安心と喜びを提供します。
代表者プロフィール:若狭 尚弘(代表取締役)15年以上アクリル重合作業者。アクリル封入ならお任せください。
事業内容:横浜の自社工場でアクリルの切削、溶剤接着、重合接着、アクリル封入、UVインクジェット印刷、鏡面加工など。横浜の自社工場で設計・品質管理を行い、量産時は信頼できる協力会社と連携して高品質を維持。オーダーメイドにも対応し、コレクターのニーズに応える。
提供サービス・商品:ミニ色紙額(プレミアム/ライトタイプ)、アクリルケース、ポスターフレーム、ディスプレイスタンドなど。
社会的証明:ISO9001:2015、エコアクション21、横浜型地域貢献企業に認定。過去5年で1万個以上の色紙額を納品。
執筆者:アクリ屋スタッフA。アイドル・アニメを愛し、@acryyaでファンと交流しながら、アクリ屋の製品企画を担当。