アクリ屋DIY

Silrium ’60th LED Luminous CLOCKキット用ケース

この記事をシェア :

facebook twitter line

皆様、こんにちは。
アクリ屋ブログ開発担当です。
本年もアクリ屋ブログをどうぞよろしくお願い致します。
先月、東京工業大学大岡山キャンパスにて行われたMake:TokyoMeeting06を見学して来ました。
その中で、Silrium様のワークショップに参加させて頂き、’60th LED Luminous CLOCKキットを制作しました。
20110107-1.jpg
ワークショップで作成したSilrium ’60th LED Luminous CLOCKキット
製品詳細:http://www.silrium.com/
後日、社内で検討し、専用のアクリルケースを作ることになりました。
その加工詳細をご紹介致します。
20110107-2.jpg
専用ケースは、アクリル厚板(35mm厚)に時計を埋め込む構造とし、マシニングセンター(コンピューター制御の大型加工機械)を利用して加工します。
20110107-3.jpg
実際に刃物で切削(ポケット加工)して行きます。
20110107-4.jpg
切削加工が完了しました。
ただ、この状態では切削時の刃物の跡が残っています。
20110107-6.jpg
そこで、刃物が動いた軌跡を目立たなくする為に、切削加工の後にブラスト加工を行いました。
切削加工後の写真と比較すると、内側(ポケット部分)が白くなっているのが分かりますでしょうか。
20110107-7.jpg
最後に、同時に加工していたその他のパーツ(ネジや磁石を使用)を組立てて完成です。
フタになる表面のアクリル板は磁石固定として、時計の設定変更も簡単に行えるようにしました。
(この時計は、基盤上のボタンを押す事で、点滅方法の切り替えや時刻設定をする事ができます)
以下、完成写真をご覧下さい。
20110107-8.jpg
20110107-9.jpg
20110107-10.jpg
いかがでしたでしょうか。
ものづくりと一言で言っても、ジャンルは様々です。
皆さんも少し手を動かして何かを作ってみませんか?
きっと楽しいと思いますよ。
それでは素敵な週末をお過ごし下さい。