アクリ屋DIY

一般的なカッターでアクリル板が切れるか試してみました

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皆様、こんにちは。アクリ屋ブログDIY実験室担当です。
いかがお過ごしでしょうか?

前回のDIY記事の日付(8月29日)を見てびっくり!約3ヵ月ぶりの更新になってしまいました。
申し訳ございません。

さて、今回の実験室は、プラスチック用カッター(アクリルカッター)ではなく、皆さんが紙などを切る時に使用する一般的なカッターでアクリル板は切れるのか試してみたいと思います。

この件に関しては、時々お客様からお問い合わせがあるのですが、結論からお伝えすると、アクリル精密薄板の0.5mm厚までは一般的なカッターで切ることができます。

それ以上の厚みになると、かなり大変な作業になってしまいますので、はっきり言ってお勧めできません。
諦めてプラスチックカッター(アクリルカッター)や現場屋アクリル専用鋸の使用をお勧めします。
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カッターで切り込みを入れた2mm厚のアクリル板ちょっと写真では確認し難いかもしれませんが、アクリルカッターP450(左)と一般的なカッター(右)で20回程度切り込みを入れてみました。

アクリルカッターでは、板厚の半分程度溝が入りましたが、一般的なカッターだとほとんど切り込みが入らず、何回繰り返しても深さはほとんど変わりませんでした。作業中にカッターの刃が挟まってしまい、作業効率もかなり悪くなってしまいます。

また、刃が挟まった状態で無理矢理引っ張ろうとすると大変危険ですので、お勧めできません。

ちなみに、一般的なカッターでアクリル精密薄板(0.5mm厚まで)を切る時は、ほとんど力を入れないで、軽く筋を入れていくような感じで切っていきます。ちょっと強く力を入れてしまうと、簡単に欠けたり割れたりしてしまいますので、慎重に作業をしましょう。

今回のDIY実験室はこれでおしまい。
次回は、前回ご質問を頂いた「曲げ加工をした後の角の処理」に関してご紹介したいと思います。

それでは素敵な1日をお過ごし下さい。