命のリレー

みなさん、こんにちは。
アクリ屋ドットコムです。
さくら樹脂アクリ屋ドットコムでは、2008年10月20日よりＡＥＤ（自動体外式除細動器）を設置しています。

設置に伴い、AEDを正しく使用することが出来るよう、11月15日に社員全員が救命講習を受けました。

突然の心停止の多くは、「心室細動」と呼ばれる心臓のけいれんによります。
心臓がけいれんすると、心臓のポンプ機能が失われるため、全身へ血液を送ることが出来なくなります。
AEDとは、電気ショックをかけることによって、このけいれん状態（心室細動）から心臓を元の状態に戻すための道具です。

心室細動を引き起こす原因のひとつに、「心臓しんとう」があります。
みなさんも、野球をしていた少年の胸にボールが当たって心停止に陥った、というようなニュースを耳にしたことがあるのではないでしょうか？

突然の心停止は、日常の中でも起こる可能性があるのです。
心停止後、除細動を行うまでの時間が1分遅れる毎に救命率は10%も低下し、5分が経過すると救命率は50％にまで下がります。

ところが、救急車が現場に到着するまでにかかる時間はおよそ6分といわれています。
そのため救急車が到着するまでに近くにあるAEDを使用して、そばにいる人が、一刻も早い除細動を行うことが必要になるのです。

AEDや救急車が到着するまでの間は、周りにいる人による30回の胸骨圧迫と2回の人口呼吸を繰り返す心肺蘇生も必要です。

AEDを使用する機会が来ないことを祈りつつ、消防局の方々が親切に丁寧に行ってくれた講習の内容を、月に一度は復習しようと思います。

＜さくら樹脂に消防車が！＞
会社の駐車場に消防車が停まってるとテンションが上がります～

＜講習の様子＞
人形相手にみんな必死です心肺蘇生、わりとハードです。

＜講習後に皆がもらった修了証＞

＜わたしの修了証＞
ゴールドですけど。